ブログを書く目的(1) 自分のために書く
まず始めに、ブログを書く目的を明らかにしておきたい。目的を書くことによって、なるべく道に迷わないようにしたいからだ。
以下のことを目的として、ブログを書こう。
- 自分のために書く
- 自分の意見を持ち、他者に伝えるために書く
- 収益化
以下順番に説明していく。
自分のために書く
ブログを始めるにあたって、想定読者は誰か?ということをまず考えた。想定読者がはっきりしていれば、どんな内容を書くか、どのように伝えるか、文体はどうするか、など細々したことが決めやすくなる。
「なぜ書くのか?」「誰のために書きたいのか?」と考えると、自分自身のために書きたい、というところに行き着いた。これには、いくつかの理由がある。
- インプット・アウトプットを記録しておける
- 経過を残しておける
- 文章を書く(=考える) 練習になる
インプット・アウトプットを記録しておける
これまで、読書や勉強などのインプットを行っても、その結果を上手に残すことができなくて苦労してきた。色々な方法を試みてきたが、習慣として定着できるものはなかった。読書ノートを作ってみたり、A4用紙に書き留めておいたり、Evernoteを活用してみたりもしたが、どうも長くは続かない。1か月から数ヶ月程度持てば良い方で、ノートなどは最初の数ページ以降続かないことも多い。
そこで、ブログを活用することにした。
インプットの結果を、苦労して文章の形に残しておけば、記憶にも残りやすい。今はまだ文章を書くことに苦手意識があるので、一つのことを考えて書くだけでも相当な労力がかかってしまう。しかしその分、一度書ききってしまえば、その内容の大部分は消化され、頭に入っているだろう。そうであれば、自分で考えた内容を他者に話すことも難しくはなくなる。逆に文章として残っているなら、内容について忘れてしまってもかまわない。読み返せば良いだけだ。
実際のところ続けられるかは分からないけれど、やってみるしかない。
経過を記録しておける
インプット/アウトプットといった作業の結果だけでなく、その途中経過を残しておけることも魅力的だ。過去に苦労して解決した問題は、その記憶が鮮明なうちに、できるだけ詳細に記録を残しておくべきだ。ブログに書いておけば、少なくとも「ブログに書いた」という記憶は残るだろう。もし残らなくても、「ポケット一つの原則」にしたがってブログを読み返したり、検索すればよい。課題解決の記録は、将来同じような課題に直面したときに、必ず役に立つ。
文章を書く(=考える) 練習になる
文章を書くことは、何かを考えることとほとんど同じだ。文章にせずに考え事をしていても、堂々巡りをしたり、焦点がぼやけたりして、うまくいかない。書くことではじめて思考が鮮明になる。
しかし書くという作業は難しい。よほどの動機が無ければ長続きしない。そこで、ブログという装置を使って、継続的にアウトプットする仕組みを作っておきたい。書くという行為が習慣になれば、日々ぼんやりと考えていながら、次の瞬間には忘れ去ってしまっていることを、明確に留めておける。些細なことでも構わないので、少し立ち止まって、じっくりと考え事をしてみたい。
ブログでなければならないのか?
上の目的が達成できるなら、別にブログである必要はない。ただ、ブログには、「他人が読む可能性がある」という特徴があるので、上の目的を達成しやすい。
他人の目にふれるかもしれない、と思えば、最低限の読みやすさを意識した文章を書くようになる(はずだ)。自分専用のメモだと、どこかの段階で必ずぐちゃぐちゃになってしまう。自分さえ分かれば良い、という甘えが無意識下にある。
「将来の自分」は他人と同じだ。将来の自分が読みやすいように、目的の物を探しやすいように、簡潔な記述を心がけたい。
影響を受けた本
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ちきりんブックス
- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Kindle版
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この本は非常に参考になりました。自分もブログを書いてみたい、と思わせるものでした。以前読んだきり読み返していないのですが、かなり影響を受けているように思います。ひょっとしたらほとんどが受け売りなのかもしれません(すみません)。
続きは別に書きます。
ブログを書こう。
「小さく生んで、大きく育てる」
「崖から飛び降りながら、飛行機を組み立てろ(中島聡)」
少しずつでも形にしてみて、コツがつかめてきたら、色々と考えるようにしたい。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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